クリフ・リチャードの健康ポップスター生活①
クリフ・リチャードは1940年生まれで、現在73歳。
2013年に行なったシドニー公演のライブDVDを見ると昔と変わらず、比較的スリムなスタイルで、ポップナンバーを30曲近く2時間にわたって歌いまくっている。
ステージ上の動きではポール・マッカートニーよりももっと動いているのだ。
そんなクリフ・リチャードのことについて今回は述べてみたい。
ではクリフ・リチャードは日本ではどのような位置にいたのであろうか。
1967年夏には“Summer Of Love”の年といわれ、U.KではBeatlesが“Sergent Pepper’s Lonely Hearts Club Band”を発表し、U.Sではモンタレー・ロックフェスティバルが開催された年であった。
日本の「洋楽」に関する様々な本の中で、67年はシングル盤からアルバム中心に変化が始まった年として位置づけられており、日本でも同様な変化が起きてきたような「錯覚」を起こさせる記載が目に付く。
ここにすでに廃刊になってしまった“Tean Beat”誌7月号がある。
この音楽誌の表紙を見ると今回の特集の主人公であるCliff Richardが笑って写っている。
さらにこの号のヒットチャートである“Tean Beat Best 50”のランクを見ると、下記に示すように1位はThe Walker Brothersによる「ダンス天国」という曲であるが、2位はCliff Richard & The Shadowsによる“Finders Keepers”で、いわゆる“Summer Of Love”に関連するという曲はThe Beatlesの“Penny Lane”,Mamas & Papasの“Dedicated To The One I Love”くらいなものであった。
続く・・・
1.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活①2014/4/4
2.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活②2014/4/11
3.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活③2014/4/18
4.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活④2014/4/25
5.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活⑤2014/5/2
6.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活⑥2014/5/9
7.クリフ・リチャードの健康ポップスター生活⑦2014/5/16