女性の心と体をリセットする方法を教えます。誰もができて、エビデンスが明確なものに限定し、ご提案します。

ポール・マッカートニーと菜食⑬

ポール・マッカートニーと菜食⑬

ポール・マッカートニーと菜食⑬

 では、リンダの得意料理はというと、野菜のシチュー・ギリシャ風、羊飼いのパイ、リンダ風ラザーニャ、スープやサラダなど色々なのです。
どうしてもジョン・レノンのメッセージの方がインパクトが強く感じられ、ポールのメッセージが届きにくいように感じるのですが、動物愛護からのベジタリアンとして信念は一本筋が通っているのです。

 その後、残念なことにリンダは、乳癌で亡くなってしまいますが、ポールの中の菜食主義の精神は存続しており、現在でも「ゴー・ベジー」の活動は続いているのです。
そして最近では、環境問題まで語っているのです。

 最後に60年代~70年代の食事と病気の驚くべき関係についてです。

 では、60年代の食と病気の関係の調査について述べておきます。
1960年代にワインダー等がおこなった7ヶ国研究をもとに、日本、イギリス、イタリア等を含む18カ国の国々の脂肪摂取量と結腸癌死亡数を示した研究があります。
このデータは、1975年のCancer Research誌に報告されました。
それによりますと、1960年代の日本人の一人一日当たりの平均的脂肪摂取量は、約18g前後で、結腸癌死亡数も人口10万人当たり約2.8人と非常に低値でした。

それに反して、イギリスでは、一人一日当たりの平均的脂肪摂取量は約62gで、結腸癌死亡数は、人口10万人当たり12.8人と、日本に比較して脂肪摂取量が高く、結腸癌死亡数も高値なのでした。
ところが、一人一日あたりの平均脂肪摂取量が50gと比較的高いイタリアでは、結腸癌の死亡数は8.5人と、イギリスに比較して低値だったのです。

 また、F.Fidanza等の調査で、ヨーロッパの地中海地域5ヶ国(イタリア、スペインなど)と非地中海地域5ヶ国で、当初40~59歳だった1万人の男性を対象に平均年齢を同一にして調査を行いました。
その結果、表一に示すように、15年経過後に再調査し、全死因、冠動脈疾患(CHD)、非冠動脈疾患(非CHD)による死亡率を比較したところ、欧州非地中海地域のCHDの死亡率が高値だったのです。

このことは、バター、ベーコンの脂身、ラード、脂肪の多い肉類、チーズ、ケーキなどを比較的多く摂取する非地中海地域、つまりイギリスドイツなどの北ヨーロッパ地域では、オリーブオイル、穀物、野菜、果物を多く摂る地中海型食生活を施行している南イタリア、スペイン、ギリシアなどに比較して心臓疾患や大腸がんになりやすいことを示しているのです。

 以上のようにメタボにならないことが病気にならないことの秘訣といえそうです。
その意味からもポール・マッカートニーを見習って、完全とはいえなくてもプチ・ベジタリアン的生活で、ロックンロールを楽しんでみてはいかがでしょうか。

1.ポール・マッカートニーと菜食①2014/5/23
2.ポール・マッカートニーと菜食②2014/5/30
3.ポール・マッカートニーと菜食③2014/6/6
4.ポール・マッカートニーと菜食④2014/6/13
5.ポール・マッカートニーと菜食⑤2014/6/20
6.ポール・マッカートニーと菜食⑥2014/6/27
7.ポール・マッカートニーと菜食⑦2014/7/18
8.ポール・マッカートニーと菜食⑧2014/7/25
9.ポール・マッカートニーと菜食⑨2014/8/1
10.ポール・マッカートニーと菜食⑩2014/8/8
11.ポール・マッカートニーと菜食⑪2014/8/15
12.ポール・マッカートニーと菜食⑫2014/8/22
13.ポール・マッカートニーと菜食⑬2014/8/29

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