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腸の働きと排便のステップ

「健康な腸」とは、どのような腸をいうのでしょうか?
 食べ物から栄養分を消化・吸収し、老廃物をきちんと排泄して、大腸ガンなどの危険を回避できる腸―これが「健康な腸」です。
「健康な腸」を維持するために、まず腸のしくみと働きを理解しましょう。
腸は約7~9mの長さがあり、大きく小腸と大腸に分けられ、小腸では栄養分の消化と吸収、大腸では、小腸から送られてきた老廃物の水分量を調節し便を作っています。できた便は最終的に直腸に運ばれて肛門から排出されます。
 小腸と大腸では、食べたものを運ぶために分節運動(食物の残りかすを撹拌する運動)と、蠕動運動(腸の内容物を肛門の方へ送りだす運動)を行っています。



CHECK 「健康な腸」3つのステップ

「健康な腸」の排便は、三つのステップから成り立っています。
 大腸で水分が吸収され固形化された便は、S状結腸で溜められます。この溜まった便が排出されるには、脳、胃、結腸、直腸、肛門が連動した排便運動が起こらなければなりません。


STEP1
食べ物が胃腸に入ると、結腸全体に強い収縮運動がおこる
    ↓
結腸内の便が直腸に移動

STEP2
便意をもよおす
    ↓
腹筋の持続的な収縮などにより、便は直腸に向けて前進
    ↓
直腸の収縮、肛門挙筋の収縮が起こる
    ↓
便は肛門に向かって押し出される

STEP3
押し出された便は、肛門括約筋の弛緩に同調して、肛門から排出される

健康な腸3つのステップ


この三つのステップのいずれか一つでも障害を受けると、適切な排便はできなくなってしまいます。体からの老廃物や毒素を排出する割合のうち、約75%は便が占めています。排便は重要な活動であり、「健康な腸」を維持することは体にとってとても大切なことなのです。


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